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Swissbit iShield Key ファーストインプレッション


弊社で、Swissbit社のiShield Key の販売が決まりましたので、今回はそのFIDO2版とPro版のご紹介をしたいと思います。

Swissbit社は、スイスのチューリッヒ近郊に本社を置き、ドイツのベルリンのみに生産拠点を置く、ストレージ・セキュリティ・組み込み型IoTソリューションのメーカーです。そこで製造された同製品は高い品質、高い信頼性ならびに強固な堅牢性が実現されています。


それでは、早速見ていきましょう。

まず、外観はこんな感じです。

●iShield Key FIDO2

​●iShield Key Pro









Yubico社のSecurity Keyと比べると厚みがあります。














また、認証時は手前の金色の部分をタッチします。

圧力をかける方向はUSBポートに挿す方向と同じなため、USBポートへの負荷は少なくて済みそうです。


ちなみに、キーにはそれぞれQRコードが刻印されており(*)、読み込むとシリアル番号が出力されますので、デバイスを管理する際などに利用可能と思われます。


(*)iShield Key FIDO2の方は表のQRコードにシリアル番号とSwissbit社WEBサイトへのURLが記述されています。iShield Key Proの方は表のQRコードにSwissbit社WEBサイトへのURLが記述されており、裏の端子部にもう一つQRコードが載っていて、そちらにシリアル番号が記述されています。


そして機能面ですが、iShield Key FIDO2はその名の通りFIDO2にのみ対応しており、

Proの方はFIDO2の他、HOTPやPIVにも対応してるそうです。


今回はこれらのキーを利用してFIDO2認証が行えることを検証したいと思います。



◯ iShield Key FIDO2


では、iShield Key FIDO2を使ってみます。

まずは初期設定として、PINの設定を行います。


初期設定後、iShield Key FIDO2をYubiOn FIDO Logonに登録し、ログオンしてみます。

登録に成功すると、リストに「iShield Key FIDO2」と出てきました。


WindowsへのFIDO2認証によるログオンも問題なく成功しました。



◯ iShield Key Pro


次にiShield Key Proで試してみます。

YubiOn FIDO Logonを利用してのログオンは、iShield Key FIDO2と同じようにできるはずです。


PINの設定後、YubiOn FIDO Logonに登録します。

今度は、「iShield Key Pro」と登録されました。


同じように、ログオンを試みます。

iShield Key Proの方も問題なくFIDO2認証が行えました。


ちなみに、FIDO2版、Pro版共に認証時、キーへのタッチ待機中は赤色に、認証に成功してログオンする際は緑色に点灯します。







以上、iShield Key FIDO2とProを利用してFIDO2認証が問題なく行えることを確認しました。

今回は、FIDO2認証のみを行いましたが、Proの方はHOTP機能やPIV機能も有しており、専用のコマンドラインツールを用いて管理することができるそうです。機会があればまた試してみたいと思います。



また、今回ご紹介したSwissbitのiShield Keyだけではなく、後付け可能なハードウェアセキュリティモジュール、iShield HSMも弊社で取り扱うことになりました。


これらキーのご購入を検討される場合はぜひフォームからお問い合わせください。

なお、弊社で取り扱うSwissbitのキーは2年保証となっております。


お問い合わせ


最後までお読みいただきありがとうございました。


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