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YubiKey Bioファーストインプレッション

2021年10月5日(現地時間)、ついにYubico社から【YubiKey Bio】が発売されました。今回、早速Yubico社から1本取り寄せてみましたので、簡単に使ってみた感じをお伝えしたいと思います。



パッケージングはこのような感じです。今回はUSB Type-Aのものを購入しました。



実際に取り出してみたところ。裏を見るとシリアル番号の記載がありますね。YubiKey BioはFIDO2認証器ですので、どちらかというとYubico Security Key寄りの製品となるため、シリアル番号は付かないのではないか、と思っていました。少々意外です。



大きさは今までのYubiKeyと変わりません。タッチ部分が指紋センサーに変わって大きくなったのと、他のキーと比べてタッチ部分の段差がやや浅いです。



従来製品はタッチ部分の「y」マークや鍵マークの部分が光って状態を表示していましたが、YubiKey Bioではタッチ部分とUSBコネクタの間に状態表示ランプが2つ、タッチ部分側から緑色、オレンジ色のランプが配置されています。緑色のランプは指紋タッチの要求時は早めの点滅、PINのタッチの要求時はゆっくりとした点滅をするようです。オレンジ色のランプの方は、エラー時やキーの設定変更時に光るようです。


早速、キーを使うための初期設定を行ってみます。


Windows10だと、初期設定はOSの機能で行えます。スタートメニューから設定画面を開き、[アカウント]→[サインイン オプション]→[セキュリティ キー]と選んでいき、「管理」ボタンを押します。PINを作成して、指紋を登録します。


YubiOn FIDO Logonを使って、YubiKey BioでのWindowsへのログオンを試してみます。



一般的な指紋認証タイプのFIDO2認証器と同じように登録できました。特に意識せず、買ってきたものがすぐ使える、という点で、FIDO2のような共通規格は便利なものです。


ログオンも無事成功しました。ちいさく「ようこそ」が出ているのがわかるでしょうか? 指紋認証タイプですので、いちいちPINを入力する事なくログオン出来るのは快適です。PC周りが乱雑だと言う点はご容赦ください。


YubiOnのFIDO2デモサイトでも試しに使ってみます。試したいのは当然ハードウェア認証器+バイオメトリクスの多要素認証です。




当然のことですが、ばっちり動作しますね。


指紋認証のFIDO2認証器は大体同じ動きですが、指紋認証を3回失敗した場合は代わりにPINの認証になります。人差し指の指紋を登録していましたが、わざと中指でタッチしてみると、他の認証器と同様に3回でPIN入力に移行しました。個人差があるとは思いますが、指紋認証の精度はとても良いので、あまりPINの入力をする機会は無いかもしれません。



Yubicoが配布しているYubiKey Managerでキー情報を表示してみました。キーの背面にシリアル番号が書いてありましたが、YubiKey Managerでもシリアル番号が読み取れますね。今回は技術的な点は省略しますが、何らかの方法でPC側からシリアル番号を読み取る仕組みがあるのでしょう。以前のYubiKeyと同じ方法なのかどうなのか、など、細かい点はもう少し技術情報を調べてみたいですね。


当社からの販売の予定ですが、現時点では販売するという事だけは決まっておりますが、入荷予定日が正確に定まっておりません。Yubico社の直販サイトでもUSB-Cタイプは在庫切れになっており、世界的に生産が追いついていない模様です。弊社での取り扱い予定などが定まりましたらまたこちらのブログなどでもご案内したいと思います。



■今回ご紹介したサイト

    今回ご紹介したYubiKey Bioや、すでに販売している AuthenTrend製の ATKey.Pro などの

    FIDO2認定の外部認証器を利用し、お使いのPCのWindowsログオンを簡単に強固な認証へと

    グレードアップさせることが可能です。